日本生まれ日本育ちの私がNYで暮らしてみて思った英語のお話①


大層なタイトルがついてますがただ単に私が英語について思ったことを語るだけの投稿です。

そして実はこれ2021年夏に書いた文章で私は当時アメリカ歴9ヶ月、19歳。そこからほぼ4年が経った今ではかなり感じ方が変わっているのでまたそのうち今感じていることも文章化したいな、と思っております。

まぁそこは置いておいて…

タイトル通り私は日本人の両親の元で日本で生まれ日本で育ちました🇯🇵

留学経験はおろか日本から1週間以上出たことがないような状態で19歳になって直ぐ単身渡米、NYの演劇学校に入学しました。

私のこれまでの英語歴に関して。

母が自宅で英語教室をやっていたため小さい頃から母に英語を教わっており、高校は国際科に進学、普通に日本語で英語教育を受けていた形になります。

それとは別にテンプル大学の高等部に通い週に2回から3回、全て英語で英語の授業を放課後に受けていました。

渡米後1ヶ月はManhattan languageという語学学校で週に5回、4時間前後の授業を受講し、そのまま今の学校に入学しています。

3ヶ月ほどオンラインのマンツーマン英会話レッスンとかもやってましたね。

(渡米後初めてのクリスマスイブ)

前置きが長くなりましたが…

「普通の日本人よりはちょっと英語が得意」くらいの状態で渡米したわけで

最初はもう大変でした。

語学学校はね、良いんですよ。

みんなネイティブじゃないし先生も「ネイティブじゃない人に話すプロ」なんで。

ただ同年代のネイティブと会話しなきゃいけない…という環境はだいぶしんどかったですね〜。

みんな優しいんですよ。

会話に入れてくれるんです。

ただ盛り上がってくると喋るスピードが速くなっていって声も高くなっていってみんなが一斉に喋り出して…ついていけなくなる

盛り上がってるところに水は差したくないので1人で曖昧に笑ってる。

一対一でなら話せても数人での会話はこなせない、みたいな状況が2ヶ月くらい続きましたね。

英語わからないと、というか自分だけわからない言語の中に放り込まれるのって恐怖なんですよね。

暗闇に放り込まれた気分というか、常時追い詰められている気分でした。

何よりもしんどかったのが自分が少しずつ削れていくような感覚でした。

私は元々お喋り好きというかもはや黙っていられないタイプだったんです。

それがアメリカに来てからは「文法間違ってるかもしれない。あ、この単語分からないからこの話は避けよう。発音違うかもしれない。こうやって返事したいけど相手の話正しく理解できてるか分からないからやめとこう」って喋る前に自分でブレーキをかけるようになったんです。

口を開く前に何回も何回も英語の文章を推敲して、ようやく口に出せる、もしくはそのままくしゃくしゃっと捨ててしまう。

言いたいことを用意している間に話題が変わっていく、なんてこともしょっちゅうで。

それでも周りの子は「リオン良い子だよね!大好きだよ!」って言って仲良くしてくれるんですけど何か気の利いたこととか面白いことが言えるわけでもない、何なら何も言えない自分が好かれる理由がわからなくて、そんな自分じゃないような自分が好かれているのに納得できなくて「みんなはただ“この子は英語がわからなくて1人で外国に来てかわいそうだから優しくしてあげなきゃ”って義務感とか同情で優しくしてくれてるだけじゃないのか」とものすごーく後ろ向きになってました。

(学校の近くの通り)

それが変わったのがとあるactingの授業。

先生の計らいでいわゆる腹割り大会的なことをする機会があって

その時に私は英語に関しての悩みをクラスの子に打ち明けました

みんなのリアクションは「1人でアメリカに来てて違う言語の中で生活するなんて私には絶対できない。それやれててそれやる勇気があるだけでリオンは十分すごいから自信持って良いと思う」「言いたいことわからなくなったら日本語で喋ってくれても良いよ!私達が翻訳機使うから!」「大丈夫、ウチのお父さん普通にアメリカ人だけどお父さんの英語の方がひどい。リオンの方がよっぽどきちんとした英語喋ってる。」等々。

総じて「リオンのこと大好きだしリオンは才能があるし私達みんなリオンのこと尊敬してるよ!愛してる!」でした。

で、何が変わったかというと…

まず圧倒的に気持ちが楽になったんです。

気持ちが楽になると喋る時に緊張しなくなってその結果ちょっとスムーズに喋れるようになるんですね、気持ちの問題侮るべからず、です。

そして周りも「リオンにとってはこれが難しいんだ」っていうのがわかったことによって「このスピードでしゃべったらリオンは多分聞き取れないな」「こういうスラングはわからないんだろうな」っていう具体的な「私と会話する時に避けた方が良いこと」に気が付いてアメリカならではの言い回しを避けてくれるようになったり、私が「英語がわからないのは恥ずかしい」と思ってることだったり「会話の途中で聞き返したりしにくい」と思っていることを知って難しい単語が出てきたときは「この単語知ってる?」って聞いてくれたり私の表情を見てシンプルな文章に直してくれたり…と「私が会話に必要な助け舟」をかなり的確に出してくれるようになりました。

周りが私の英語に慣れて発音やら文法が違ってもすぐ理解してくれるようにもなりましたね。

あとみんながちょっと日本語使ってくれるようになったんですよ

「愛してる」とか「あなたは素晴らしい」みたいなちょっぴり違和感のある、簡単な文章ですが心の支えになるのには十分すぎるくらいの思いやりです。

長くなってしまったので次の投稿に続きます🌼