“Pretty Funny” Dogfight 日本語訳


Warning: preg_match(): Unknown modifier '.' in /home/dorarieman/s-awakening.com/public_html/wp-includes/class-wp-embed.php on line 156

今回はミュージカル“Dogfight”から“Pretty Funny”

DEHやグレショのPasek&Paul氏の曲です。

ちなみに初演キャストのヒロイン、ローズはエルファバでお馴染みLindsay Mendezさん。相手役のエディはアナスタシアのディミトリのOBCのDerek Klena氏で後にエルファバとフィエロとして再び共演しています。

ちなみにローズにドッグファイトの存在をばらすマーシーというキャラクターはグリンダのAnnaleigh Ashfordさんが初演を務めています。

めっちゃウィキッド。

〈あらすじ〉

舞台はベトナム戦争直前のアメリカ。出征を間近に控えた悪友3人は「パーティーに1番醜い女を連れてきた奴が勝ち。賞金をゲット」という賭け(ドッグファイト)を始める。

3人組の1人エディはウェイトレスのローズを口説き、無事デートの約束を取り付ける。

賭けのことを知らないローズは舞い上がり、精一杯めかし込んでエディのデート相手としてパーティーに向かう。エディはそんなローズの姿に罪悪感を覚えるものの、パーティーは始まってしまう。そんな中、ローズは「ドッグファイト」の存在を知る…

このPretty Funnyという曲は「1番醜い女をデート相手としてパーティーに連れてきた人が勝ち」という自分がデートに誘われた理由を知ってしまったローズが1人部屋に戻って歌う切ないバラードナンバーになります。

それでは

Close the window, draw the curtain

Hide the bright light of the moon

Hang the dresses, ugly dresses

No one likes maroon

窓もカーテンも閉めてしまおう。

明るい月明かりが入ってこないように。

ドレスも片付けよう。こんな不恰好なドレス。

誰も栗色なんか好きじゃない。

Wipe off all that stupid lipstick

Return the earrings to their case

Make-up won’t make any difference

It’s still the same old face

バカみたいな口紅も落としなさいよ。

イヤリングも元の場所にしまって。

化粧が何かを変えてくれるわけじゃない。

ただの私の顔のまま。

Isn’t it funny?

Isn’t it funny?

Isn’t it funny you believed that it was real?

Pretty funny

可笑しいと思わない?

バカみたいでしょ?

あれが現実だと信じてたなんて笑っちゃうでしょ?

本当に滑稽よね。

All disasters have an upside
You can find one if you try

You went dancing, you were dancing

You were dancing with a guy

どんなに辛いことが起きても絶対に良かったところが見つかるはず。

ほら、貴女はダンスパーティーに行ったでしょう?

男の人と一緒に踊ったじゃない。

Isn’t it funny?

Isn’t it funny?

Aren’t you funny?

Pathetically naive and desperate to believe

You can always find some good

Well you misunderstood Or you’ve been dreaming

‘Cause people are just cruel

可笑しいでしょ?

本当に笑える。

バカみたいだと思わない?

惨めなくらい世間知らずだから必死に信じようとしたのよね。

絶対良いことがあるって。

何か勘違いしてたんじゃないの?

それかただ夢を見てただけ。

だって人間は残酷なだけだもの。

Shut the light off, turn the bed down

No more crying, don’t you dare

You’ll wake up sometime tomorrow And forget to even care

電気を消してベッドに潜り込もう。

泣かないの、みっともない。

明日の朝起きた時にはもう何が起きたかすら覚えてないはずだから。

Isn’t it funny?

Isn’t it funny?

For a moment he convinced me I could be pretty… funny

笑っちゃうでしょ?

滑稽よね。

彼のせいで一瞬私は可愛いんだって夢見ちゃった。

馬鹿みたい。

“Pretty”は「可愛い」という意味はもちろん“very”のように形容詞や副詞を強調する意としても使われる単語なのですが、この曲ではprettyの単語のもつ二つの意味が綺麗に、そして自嘲と皮肉を込めて用いられています。巧いですね…さすがベンジパセクです。

ちなみにDogfightが上演されていた劇場はDEHがオンに進出する前に公演をしていたSecond Stage Theatre。

DEHやPasek&Paulが好きな方には是非チェックしていただきたい作品です!

お読みいただきありがとうございました☺︎