Rion ロンドンでイマーシブバージョンのGuys&Dolls観てきました。
普通に座って観劇できる席もあるのですがせっかくなのでフロアでスタンディングの席で。
もう初っ端から舞台の上に乗っちゃってました、我々。開演前からあちこち小道具やネオンサインに囲まれていてワクワクしつつ「え、舞台ここでは？」と内心心配していたのですがやっぱり舞台の上にいました。えぇそれはもう最初から最後まで。うまく文章化できないのですがフロアの中心部分全体がステージになっていて必要に応じてそこが競り上がって階段が設置されたりしてその部分が必要なくなったらまた平らに戻って…という感じ。なので警官に扮したスタッフさんが「（ここ次せり上がるから）一歩下がって場所あけて」と誘導してくれます。結構俳優さんがすぐ側を通ったり気が付いたら横に俳優さんがきてて真横でセリフを言ってそのまま横にしばらくいたり。（寿命が3年縮んだ）
「劇場体験」として今まで私があまり触れてこなかった形で、尚且つ「生の演劇」の醍醐味がこれでもかと活かされていてとても楽しかったです！
当たり前だけどプリンシパルの皆さん全員歌もお芝居もお上手！そして皆さんチャーミング！！！ミュージカルにしては珍しく？メインキャストの年齢層が30代後半以降（推定）だったのですが中堅〜ベテランのどっしりした基盤の安心感たるや！
特にNicely-Nicley（で良いのか役名は？）役のCedricさんの「座れ船を揺らすな」は圧巻！ショーストにも納得です。指揮者さんと「こんなに大人気なんだからもう一回歌わせろ」「嫌だ」「ほら、客も盛り上がってるんだから！」ってやり取りが間間に挟まるのも会場全体の盛り上がりに一役買っていて最高でした。あとどこかのシーンでハケる直前に「ピクルスいる？」って聞いてくれましたありがとう。酸っぱいもの大好きなのでピクルス貰えるものなら欲しかったです🥒
ストーリーは個人的にはピンとこなかったのですが逆にストーリーだったり英語がわからなくても雰囲気だけで十分楽しい！！思いっきり盛り上がれる！！女性アンサンブルみんなセクシーで魅惑的だし男性アンサンブルは洗練されてて魅力的！
個人的ハイライトはキャストさんがぶちまけた水がメガネを華麗にかわし見事左目に直撃して3分くらい何も見えなくなったこと、ネイサンに“soulの綴り教えて”って言わて「S-O-U-Lだよ」って答えたら書き終わった後に「👍」ってしてくれたことです。
ロンドンBridge Theatreでのプロダクションは2025年1月4日にクローズしてしまう予定なので気になる方はお早めに🔔
